ベータ線後方散亂方式油膜塗布量測定器

プレス加工において、加工前に鋼板へ塗布されている潤滑剤?防錆油の量は、多すぎても少なすぎても問題を引き起こす原因となります。そのため、塗布された油量の管理が求められています。油量の正確な管理は、生産品の不良削減、均一な品質での生産、金型の壽命延長といった効果をもたらすと同時に、潤滑剤?防錆油の消費削減が見込め、環境負荷の軽減にもつながります。本器は、加工前の鋼板に塗布されている潤滑剤?防錆油の量を、簡単な操作で正確に測定することができます。また、ポータブルタイプですので、加工現場や品質管理室など、さまざまな場所へ持ち運んで使用することもできます。

●簡単操作：対話式の操作畫面と光る操作ボタンで、油膜塗布量の測定や器械の調整が簡単に行えます。
●小型軽量ポータブル：充電電池駆動式の小型の器械ですので、片手で本體を持ったまま製造ラインを移動しての測定が可能です。
●調整用標準板フィルムで精度維持：付屬の調整用標準板フィルムを用いてユーザー自身がキャリブレーションを行うことができます。
●アプリケーションメモリ、測定値メモリ機能搭載：20本までの調整済みアプリケーション（検量線）を記憶します。

測定対象

●プレス加工前の鋼板に塗布された潤滑剤?防錆油の量等

製品仕様